不動産が負動産になる前にやる

不動産が負動産になる前にやる
不動産の価値は立地や設備によって決まりますが、これ以外にも次の2つはとても重要です。

〇共有名義人の数
〇管理状態
これらは、時間経過で不動産の価値を下げる要因になりますので、そのまま放置すると不動産の価値がマイナスになることもあります。

そのまま放置すると・・・

そのまま放置すると不動産の価値が下がり続け、相続が発生する頃には価値がマイナスになってしまうこともあります。

 

残された子孫にとって、価値がマイナスの不動産を相続するのは迷惑になりますので、使用しない不動産はそのままにせず、名義人をまとめたり、価値があるうちに売却するなどの判断をいち早くすることが重要です。

 

共有名義人の数による価値の低下

共有名義の土地や建物は、家を建てたり壊したり、貸したり売ったりするにも、全員の名義人の同意が必要になります。

 

2〜3人で共有していて、すぐに連絡が取れるようであれば問題ありませんが、遠方に住んでいたり、連絡が取りづらい方と共有していると、何をするにでも手間と時間が掛かり、余計な費用が掛かったりと良いことではありません。

 

さらに、名義人が亡くなってしまうと、その配偶者や子供に権利が移動します。

 

このようになると、たとえば不動産を買いたい方が現れても、売買契約に至るまでに数か月かかってしまい、買主が待ちきれずに他の物件を探し出してしまうこともあるでしょう。

 

共有名義の土地はできる限り早く、名義を1つにまとめたり、売却するなどの処置をした方が良いと考えます。

 

当事務所では、名義のまとめや、不動産の買取も行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
共有名義の土地まとめます
遊休地・空地買い取ります

 

管理状態の悪化による価値の低下

空地は放っておくと、草が生え木になり、やがて森になります。

 

草木の伐採にはお金が掛かりますし、処分するにもお金が掛かります。

 

元々の土地の価値が高く、草木の伐採・処分費用を大きく上回るようであれば良いですが、土地の価値が低い場合は、草木の伐採・処分費用が土地の売買金額を上回り、売れない土地になってしまいます。

 

また、管理状態が悪い土地は不法投棄されやすくなります。不法投棄されたゴミは、土地の所有者が処分することになっており、大量のゴミや電化製品の処分には、費用が掛かります。

 

草木は、毎日、何もしなくても成長し、草木の生い茂ったところは不法投棄されやすくなりますので、土地の管理をしないと毎日土地の価値が低下していきます。

 

土地の管理ができない場合は、できる限り早く売却することをお勧めします。

 

当事務所では、不動産の買取も行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
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